こども連れて、帰ってきたよ!クライストチャーチ

およそ10年前、まだ小さい長男を連れてNZを離れ日本に帰国。けれどやっぱり、NZでの生活を子供たちにもさせてあげたい!
2人の息子を連れ、クライストチャーチに再び渡航することに。彼らは初めての海外生活&現地の小学校。
吉と出るか凶と出るか・・子育てはまさに実験です

入国できないところだった?!

やっと、クライストチャーチでの生活が始まりました!

バタバタでね・・

まぁ想像通りというか・・


無事、ここで生活が送れていることに感謝!!


というのも、出発三日ほど前に気づいてしまった・・

今回、カンタス航空で、クライストチャーチ⇔東京便を取ったのだけど、

出発が7月で、帰り(一時帰国)の便が12月。

滞在期間、3か月は優に超えている・・


私と、長男はビザがあるのでOK.

だけど、じ、次男は・・・???

ノービザで滞在できるのは、3か月まで。

おぉ・・!やばい!!!(真っ青)

慌てて、ビジタービザが取得できるのか調べてみるが、そんなん、とれっこない。(最短でオンライン申請でも20日っ)

あと3日しかないっ。やばい、やばい、やばい~!(気絶寸前)

いろいろ調べてみたら、航空会社は渡航先の国から委託されていて、しっかり有効なビザを持っていなければ、その飛行機に乗せてくれないそうだ。

「入国してから○○ビザを申請します」といっても、ダメなんだとか。

そりゃそうだ。そんな保証のないこと認めはしないだろうよ。(死亡)


おぉ・・成田でまさかの次男のみSTOP?!


こうなったら、帰りの便を無理やり変更して、3か月以内の期日で変更するしかないか?


しばらくパニックの嵐に襲われていた私・・、でも、実はとっても肝心なことを忘れていた♪のを思い出した♪

そうだった♪

旦那が遊びに来る9月末に、みんなで旅行に行こうってチケット取ったツアーがあったんだったぁ~~!!

ぴっか~(復活の光)

日本からじゃ遠くて大変だけど、NZからなら近くて・・さらに天国に一番近い国と言われているあの国へ!

出国する予定があるじゃないか♪ 数えてみたら、NZから入国2か月と26日で。

おぉ~神様~

これにより、次男は我々とともに3か月滞在前に一回出国する予定となり、無事にカンタスチェックインカウンターでもそのEチケットを見せることで、搭乗、入国OKとなったのでした・・


まさに天国に一番近い国のお陰だよ・・

こんなこと、全然計算に入れずに計画したんだけど、我ながらあっぱれ・・。

どうしてNZへ海外留学?

わたしたちが移住を決めた10年前、どうして移住先をNZに選んだのか?


人口の少ない、ほのぼのとした田舎だから?

原発がないから?

自給率300%で絶対飢えないから?(笑)

物価が安い?(←当時はまだね・・)

。。。


正直な理由はズバリ、「他国に比べて永住権がとりやすかったから」(←当時はまだね・・)


毎日満員電車に乗って、夜遅くまで働く日々。

このまま東京で子供を産んで子育て・・というのが、田舎出身の私と夫の間では想像ができなかった。

じゃぁ、会社辞めて、どこか行ってやりたいことやるなら・・どうせなら、海外もありじゃないか?だとしたら英語が公用語で、永住ビザが取れそうな国でなければ。

そんな発想から、自然とNZが選択肢に。

調べれば調べるほど、NZに行きたい気持ちが募ったあのころ。


あれから月日がたち、10年たった今、あのころにはそこまで重要視していなかった「教育」について調べるほど、再びNZへ行きたいという思いが強くなった。


多様性を認め

個々の特性を伸ばし

自分たちで考え、自分たちで答えを出せるようにしていく・・

ゆっくりとした時間の中で、のびのびと育っている子供たちの様子

受験戦争はなく、子供たち自身が自分で自分の進路を考え

それにむかって、必要な教科の勉強をしていく


受験のためただただ詰め込むのではなく、

その先の自分の将来のために必要な勉強をする。

実はとっても、理想的ではないか?


私にはそんな風に思えた。


そんなとき「グローリア!」というサイトに掲載された、海老原由佳さんの記事が目に留まった。海老原さんは、かつてJ Wave のパーソナリティとして活躍されていた方で、昨年に小学生のお子さん2人を連れてオークランドへ渡航。

まさに同じような境遇で、この記事を読んだ時には運命さえ感じてしまった、、(勝手に)

その説得力ある、NZでの教育環境を選択した理由を読み、私はまさに背中を押してもらった気分。

渡航前、少しでも不安な気持ちになったときに再読させてもらっている。

http://www.glolea.com/ambassador/yuka-ebihara/hello.html








日本語補習校で使う教科書を入手・・

クライストチャーチには日本語補習校があり、毎週土曜日に授業がある。

うちのボーイズも、渡航後にはそこで日本のお勉強もしてもらう。そこでしっかり学習していけば、日本の学校に戻っても困らない・・はず・・。

一週間分の内容を土曜日に詰め込む形なので、それなりの宿題や努力は必要だろうなぁ。

すでに次男に手こずる予感・・

あやつは普段の宿題もさせるのに一苦労、、、

NZの現地校ではほぼ宿題はないそうなので、その分どうにか補習校の宿題をさせなければ・・。


補習校で使用する教科書、通常は現地で配布されるのだけど、私たちは途中入学という形になるので、日本で入手してくる必要があるとのこと。

「海外子女教育振興財団」というところが、海外に渡航する子供たちへ教科書の無償配布を行なっている。

無償配布とはいえ、送料・梱包手数料は必要。

ほかに、「教科用図書給与証明書」という、日本で通学している学校から出してもらう書類が必要。これは、いま現在子供が使用している各教科の教科書について記載されいるもの。この証明書と照らし合わせて、補習校で使用している教科書と違う教科がある場合は、その教科の教科書を無償でいただけるということらしい。


なんだか時間がかかりそう・・

いま通ってる学校から何か証明書をもらわなくてはないけない、と知った時点で、これは先にお願いしておいたほうがよさそうだ、という気がして、渡航予定の1か月以上前に学校側へ依頼。

教科書配布は、海外に渡航する場合は2か月前から配布してもらえるらしいので、さっさと証明書さえ手に入れば、財団へ申請手続きができてしまう。


しかし、なかなかどうして、やっぱり。

待てど暮らせど学校から「書類ができました」という連絡はない。

とうとう渡航まであと2週間、というところでこちらから催促。

週明けに子供を通じて渡します、とのことだったけれど、週明けの月曜日も音沙汰無し。

翌火曜日も手ぶらで帰ってくる子供。

仕方なく職員室まで取りに行くも、コピーを渡され・・

財団に確認したら、「必ず原本が必要」とのことで・・

結局、水曜日朝にとりに行くことに。出発まで10日なんだけどなぁ~。こうなるのが嫌で、だいぶ前から依頼していたのに~泣。


学校には、

「こうこうこうだから、これがいついつまでに必要なんです」と、はっきり伝えるべきだった。

先生方もとても忙しいので、合間を縫っての余計な書類仕事は後回し。


教科書が届くころには、あらかたパッキングを終えて、成田空港へ送る用意が済んでいる・・はず・・。