こども連れて、帰ってきたよ!クライストチャーチ

およそ10年前、まだ小さい長男を連れてNZを離れ日本に帰国。けれどやっぱり、NZでの生活を子供たちにもさせてあげたい!
2人の息子を連れ、クライストチャーチに再び渡航することに。彼らは初めての海外生活&現地の小学校。
吉と出るか凶と出るか・・子育てはまさに実験です

移民コンサルタント。

NZビザの相談をするなら、ちゃんと資格の持っている移民コンサルタントや弁護士にする必要がある。

そもそも、ビザの事情なんて千差万別。

やっぱりきちんとお金を払ってでも、しっかり事情を分かってもらったうえで、ちゃんとしたアドバイスをもらいたい!

でも私の場合は、段取りや細かい書類のことについて聞きたいだけで、申請は自分でやるつもり・・


もちろん検索はWEBで。

日本人のコンサルタント、KIWIのコンサルタント、日本人の弁護士、いろんなところに聞いてみたけど、いまいちツボを得た回答をもらうことができなかったり、無しのつぶてだったり。。

申請代行の依頼でないなら、正直お金にならないのでそんなもんなのかもしれない。


けれどやっと、私の知りたい回答をズバズバくれる移民コンサルタントに出会えました。

彼女自身も移民のようですが、彼女のWEBサイトがまず丁寧で、いろんな質問に答えている様子が伺え、最初の質問にも即座に答えてもらったので、迷わず相談料を払ってサービスを受けることに。

メールでこちらの事情や申請したいビザの内容、そして質問事項を書いてやり取りすること数回。

うちの場合は、次男の永住ビザと学生ビザをどういう手順で申請したら domestic student として小学校に入れるのか、両方のビザをほぼ同時に申請するならパスポートはどっちに提出する?とか、この申請書の何番の質問の意図は何か、等々、細かいところまで聞きまくり。

やはり、さすがプロです。

経験談とは違います。


あとはぬかりのないように・・私が気を付けて書類作成して申請すればいいのだけど・・。

それが問題だったりするんだよね・・(-_-;)

NZ現地の小学校見学

NZの小学校に行ってみよう!


と、突然子供たちに言ってみたところで、彼らはハニワになるばかり。
まったくピンと来ないに決まっている。そこに疑いの余地はない。


もともと、長男はNZ生まれであるけれど、2歳前に日本に帰国したので、彼の中では「アメリカ」「イギリス」とおなじくらい遠い国であり、まったく知らない異国である。


つまりそこにいたという記憶が全くない。
自分がKIWIでもあるという自覚も微塵もない。


無理もない・・遠すぎて、今まで一度も連れて行っていないし。
ということで、次のGWには(がんばって)NZへ旅行に行ってみよう!
と半年ほど前から予約を済ませていた。
じゃぁ、NZの小学校もいくつか見てこようよ。


自然とそういう流れになり、現地のお友達からいろんな情報を仕入れては、現地校の校長先生に school visit の申し込みをした。


さすが、NZは移民の国。


どこの小学校も留学生や移民の子供をたくさん受け入れてきているので、受け入れる姿勢はとても柔軟。
そして面白いのは、公立といっても、実にさまざまな、いろんなスタイルの学校があるということ。
学校によって音楽が強い、スポーツが強い、IT系の勉強も取り入れている、という特色があるのはもちろん、いわゆる親が一緒になって学校を運営しているようなフリースタイル系の学校もあれば、NZの最新の教育システムを採用して、大部屋にいくつものクラス合同で授業をする学校も。


しかしどの学校でも、授業内容が個々のレベルに合わせて進むというのは同じようだ。
例えば、5年生の子で算数がよくできる場合、6年生、7年生の内容を上の学年の子と勉強する。これってとっても合理的。


日本みたいに、落ちこぼれが出ないように全体を底上げする教育もいいところはあるけれど、その科目が得意な子、どんどん進みたい子にとっては授業がとても退屈なものになってしまうと思う。
そして今年のGW、ちょうどNZの2学期が始まった週に、NZ視察旅行へ。
長男は初のNZの大地に降り立ち、「おれ、ここ好きかも」
そうだよそうだよ~。君の大好きな動物も、乳製品も、たーくさんある国だよ~。


次男は相変わらず、そこが快適でおいしいものがあれば何でもいい。。。


話を学校視察に戻して・・3日間で5校ほど見学。
親の私たちが、校長先生や担当の先生に連れられて、あちこち見ながら「おぉなるほど~」、「へぇ~そんなことが~」、と感心したり驚いたりしている間、うちの息子たちはそんな話はどうでもいいので(理解できないし)、校庭の遊具で遊びまくっていた。


いくつか見た小学校の中で、「○○がいい!!」と真っ先に彼らが訴えた学校は、とりあえず授業はほとんどせず、子供たちが外で遊んでることの多い学校で、いわゆる手作り遊具も充実している場所・・。
子供の判断基準などそんなもんだな・・
私と夫は、そこではなく、しっかりお勉強をさせてくれて、優秀な先生も多いという人気校にやはり気持ちは傾く・・。


しかし、そういう学校は当然人も集まるわけで、あとで聞いたところによると、我が次男坊のクラスには、すでに日本人が7名いると。
そのうち男子が3名と。
これは・・大喜びしてその子たちとばかり遊ぶ次男が目に浮かぶ・・・
一応、期間限定で行くのだし、それじゃぁまったく意味がないよね、と学校選びはやはり難航するのだった・・



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それと、やっぱり永住権。

それは、およそ12年ほど前。

なかなか苦労しつつ、かなりの幸運にも恵まれ(IELTSのスピーキングとか)、私と主人がNZの永住権を取得したのは。

長男はその後、NZで生まれたので我が家で唯一のNZ市民権保持者。


かたや、スットコドッコイ次男は日本生まれ(ついでに純和風のお顔立ち)。

NZに行って現地の小学校に行くのはいいけれど・・

あなたまさかInternational Student で通学ってわけにはいかないよ?

でもどっちみち、ビザは何かいるよね。

というか、せっかく行くんだから、永住ビザとったほうがいいよね。


ということで、また12年前と同様、とにかく永住ビザについて調べまくる日々が。

ぜんぜん制度変わってるし。

そもそも申請のカテゴリーもfamily category ってやつで、

私のほうもNZに居住していないとダメとか、まぁやっぱりとにかくいろいろあります、いろいろ。

でも、一つ一つクリアしなくっちゃ、これだけは避けて通れない。

ちゃんと何かしら、正規のビザがないと長期では滞在できないし。


移民コンサルタントの方にちゃんと相談して、どうしたらいいかも聞いたり。

そろえる書類はそこまで多くないので、自分たちで申請することに。

ただし、NZに渡航後。(←そんなもんで申請費も有料。めちゃ高い・・泣)

すぐに次男の永住ビザを申請し、それが受け付けられたら、間髪入れずに学生ビザを申請するんだとか。

これにより、永住ビザの審査が長引いても、小学校には行けるという次第。(domestic studentでね。永住ビザ申請料の元とるよって違うか。)


NZへの渡航は7月初め。

そろそろ、ビザの申請書類も書いてまとめておかなくては!

肝心の次男坊・・

そんな私の様子をしり目に

「おれ、えいじゅうけん なんていらない~」

・・だよね。

あなたはよっぽど、しゅりけん とか えいがかんしょうけん のがいいよね。。(溜息)