こども連れて、帰ってきたよ!クライストチャーチ

およそ10年前、まだ小さい長男を連れてNZを離れ日本に帰国。けれどやっぱり、NZでの生活を子供たちにもさせてあげたい!
2人の息子を連れ、クライストチャーチに再び渡航することに。彼らは初めての海外生活&現地の小学校。
吉と出るか凶と出るか・・子育てはまさに実験です

あれもこれも、やっておこう・・

長男、次男とも、いまここ日本で通っている学校が大好き。

田舎でこじんまりとしている学校で、お友達とも毎日たのしく遊んでいる。

それだけに、2人とももうすぐNZの学校へ行く・・とみんなに伝えてから、ここぞとばかりに遊ぶ約束をとりつけ・・(^^;

土曜か日曜は必ず大勢でどこか駄菓子を買いに行ったり、我が家でBBQをしたり、一緒にゲームをしたり。

お友達に恵まれて、「ぜったい帰ってきてね。」なんて言われているのを見ると、ちょっと切なくなってしまう・・

NZ現地でも、たくさんお友達ができればいいなぁ。

それが何よりも、彼らのNZ生活を楽しいものにすると思う。


お友達のほかにも、しばらくお別れしなくてはならなそうなもの・・

たとえば、つけ麺やらお気に入りの塩ラーメン

干物や鮮度のいい、いろんな種類のお刺身や大好物のカニ

普段もたまにしか行かないけれど、ゲームセンターとか映画館(←日本語吹き替えw)

大の仲良しの従兄妹たちと祖父母

そして大好きな愛犬と、パパ?


パパとは、3か月に一回ずつくらいしか会えなくなってしまう。

NZ行きを迷った一番の理由は、家族がバラバラに暮らすことになること。

朝も晩もごはんは家族そろって一緒に食べている我が家。

土日もパパが休みなら、サイクリングしたり川で犬と遊んだり。

長男は、そろそろママよりパパとってお年頃になりつつあるし。

いまとっても充実していて、はっきりいって何も不満のない日本での生活。

これをぜーんぶナシにして、大丈夫なのか?


ここはだいぶ葛藤したところ。

けれど、あくまで期間限定であること、3か月に一回は会えるということ、

それと、彼らの異文化体験や語学習得、ビザ取得、いろんな目的を天秤にかけて、きっとやりとおせる!それだけのメリットはある!

という結論に。。。

きっといい経験になるはず。

得るものは大きい!

そう信じて、出発まであと2週間、とにかく荷物の整理をはじめくては~!




車を買う。

やはりNZで生活するなら車は必需品。

というか、到着日から必要・・。もう空港から必要・・。

というわけで、車もまたもやWEBにて大検索。

さすがに個人売買というわけにはいかないので、日本から輸送中でもうすぐNZに到着するという車をディーラーから買うことに。

これも、希望の車種や価格を入れたら、ずらーっとリストが出てくる。


車、に関しては、10年前にホールセールで働いていた主人の専門分野。

私は脇から、あの車がいい、この色は嫌だ、というだけで適当に決まった。

これも、すべてメールでのやり取りで売買契約は完了。

NZに銀行口座があれば、インターネットバンキングで支払いも1分で出来る。

便利になったもんだなぁ・・


ディーラーの人には、いついつの何時にクライストチャーチ空港に着くんだけど、と言ったら空港に車を持ってきてもらえることになり、図らずもお迎えが来ることになった。


5月に行った下見旅行で思ったけれど、10年前はもっともっとボロボロカーが走ってたように思う。前見えてんのか?とか、次エンジンかかるの?とか、そういった感じの・・

いまは古い車に対する規制もできたし、人々の所得も上がったのか、いい車乗ってる人たちが多い気がした。


免許は、NZの免許証の有効期限(10年!)が切れてしまったので、とりあえずの国際免許で。現地で更新しよう。これも、とっても手続き簡単なんだよね。

でも、10年前はまだ日本の免許証から書き換えできなくって、ちゃんとNZの学科試験と実地試験を受けたんだったなぁ・・遠い目

あの時の試験管は、たしか親日のやさしいKIWIのおじいちゃん。

当時は私は妊婦で・・

おそろし~くねくね山道を無理やり標識通り100キロで走れ~って・・私もそのおじいちゃんも必死だった・・笑


貸家を探す。

わたしたちは残念ながらNZに家があるわけではなく。

ボーイズ2人と住める家を探さなくてはならず。

7月からNZには行くけれど、長男(小5)の「6年生はこっちの(日本)学校いくから」という希望に沿う形で、一応来年の4月まで滞在しようと思っている。

途中一時帰国もする予定だけど、まずは9か月間住める家探し。


はっっっきり言って、家賃の相場は高い。

めちゃ高い。

都内の一等地かい?!って具合な相場。


ただでさえ高い家賃なのだが、私たちは期間限定滞在というのもあり、とにかく家電も家具も何もかもついている full furnished の家を希望・・もちろんさらに家賃UP・・

NZでは家賃の表示が「週家賃」であることが多いのだけど、この日本の田舎だったら一か月家賃に相当しちゃうような・・。


家賃はさておき、いまは日本に居ながらにしてWEBで貸家検索もできてしまうので本当に便利。

realestate nz や trade me なんかのサイトから、希望のエリアや部屋数などを入れたら該当物件がいくつも出てくる。


気になる物件があったら、agent に連絡をして下見の手配。

さすがに下見なしで入居を決める・・というのは、怖いので、お世話になっている現地のお友達夫婦に代理でお願いして、写真を撮ってもらったりして様子を聞いてきてもらった。

そしたら、立地も周辺や建物の様子もとても良いとのことで!!

こ、ここに決めたい~!

なにしろ・・真冬に渡航だからね。

10年前に住んでた様子から、やっぱり古い家は寒いんだよ・・

世界大戦後に建った家、とか、まだあちらこちらにチラホラ。。。

大事に住むのは本当にいいことだと思うし、手を入れ続けることに尊敬もするんだけど

ごめん、偉大な歴史よりも私は目の前の断熱材。


いきなり親子3人で、寒い家からスタートって、それだけで盛り下がるよね・・

暖かい家・・暖かい家・・とにかく暖かいえぇ~が絶対条件だった私。

「ダブルグレイジング(二重窓)で暖房設備もばっちり」と聞いたからには、

ここがいい~!

ここしか住めない~!くらいの勢いに(^^;

(そもそも、家具付きの一軒家はマーケットが小さいから、次に似たような物件に出会えるかどうかは未知数。)


まだ入居は先なので、2か月も前の段階で契約できるか心配だったけれど、agent が大家さんと話をしてくれて、無事に契約OK!

tenancy agreement (賃貸契約書) も bond lodgement form (敷金預かり証)もメール添付でお互い署名をして完了。

あとはNZに到着したらその日から入居ってところまで来た。


ここまで決まってれば、ちょっといやだいぶ、相当安心だゎ・・

仮住まいしながら住居探すのもきついし

一から家具家電そろえるのも・・体力も気力も持ちません(もはや10年前とは違う)


そして、このagreement 等々が、次男の永住ビザ申請には必要だったりするので

前もって準備できてこっちも一安心。

すぐ必要でないものは事前に送ることもできるから、家が決まって本当によかった!


でもつくづく思う。

持ち家がある人とか

おばあちゃんや親せきが住んでるとか

そういう人々がうらやましいなぁ~・・。